以前はよく遊んだり、何でも話したりしていた友達なのに、気がつけばほとんど連絡を取らなくなっていた。
そんなとき、「どうして疎遠になったんだろう」「私、何かしてしまったのかな」と気になってしまうことがあります。
特に、喧嘩をしたわけでもなく、はっきりした理由が思い当たらない場合は、余計に相手の気持ちを考えてしまうものです。
しかし、友達と疎遠になる理由は「嫌われたから」とは限りません。お互いの環境や生活の変化など、さまざまな理由で自然と距離ができることもあります。
この記事では、友達と急に距離ができたときに考えられる理由と、疎遠になった友達が気になるときの考え方について紹介します。
友達と疎遠になるのは珍しいことではない
学生時代は毎日のように会っていた友達でも、社会人になると少しずつ生活が変わっていきます。
就職、転職、結婚、出産、引っ越しなど、それぞれが違う人生を歩き始めれば、会える時間や連絡する頻度が変わるのは自然なことです。
「昔は毎日のようにLINEしていたのに、今は一年以上連絡していない」という関係になることもあります。
そのため、連絡が減ったという事実だけで「嫌われた」と判断する必要はありません。
まずは、疎遠になった理由としてどのような可能性があるのかを冷静に考えてみましょう。
仕事や生活が忙しくなった
もっとも分かりやすい理由の一つが、生活環境の変化です。
仕事が忙しくなったり、転職したり、家族との時間が増えたりすると、それまで友達と過ごしていた時間を確保できなくなることがあります。
連絡しようと思っていても、「落ち着いたら連絡しよう」と後回しになり、そのまま数か月経ってしまうこともあるでしょう。
この場合、あなたに対して何か不満があるわけではありません。
単純に生活の中で友達との連絡に使える時間が減ってしまっただけという可能性もあります。
お互いのライフステージが変わった
年齢を重ねるほど、人それぞれ生活スタイルに違いが出てきます。
結婚した人、子育てをしている人、仕事を優先している人、新しい趣味を始めた人など、以前は似ていた生活が少しずつ変わっていきます。
すると、嫌いになったわけではなくても、自然と会話の内容や会える時間が合わなくなることがあります。
「以前のように誘いづらくなった」とお互いが感じた結果、そのまま疎遠になってしまうケースもあります。
これは友情がなくなったというより、関係の形が変化したと考えることもできます。
連絡するきっかけを失ってしまった
友達との関係では、一度連絡が途切れると、時間が経つほど連絡しづらくなることがあります。
最初は一週間。
それが一か月になり、半年になり、一年になる。
すると、「今さら何て連絡したらいいんだろう」と感じるようになります。
あなたがそう思っているように、相手も同じように感じているかもしれません。
お互いに嫌いになったわけではないのに、どちらも連絡するタイミングを逃してしまい、そのまま疎遠になっている可能性もあります。
友達関係や価値観が変わった
人は環境によって少しずつ変化します。
新しい職場、新しい友達、新しい趣味などができれば、人間関係も変わっていきます。
昔は同じことで笑っていた二人でも、何年か経つと興味のあることや大切にするものが変わっていることがあります。
ただし、価値観が変わったからといって、あなたとの過去の友情を否定しているとは限りません。
「今の生活で関わる人が変わった」というだけの場合もあります。
何気ない言葉や出来事がきっかけになった可能性もある
もちろん、何かの出来事をきっかけに相手が距離を置いた可能性もゼロではありません。
自分では何気なく言った一言でも、相手には引っかかっていたということもあります。
反対に、相手の言葉にあなたが傷つき、無意識に自分から距離を取っていた可能性もあります。
気になる場合は、疎遠になる直前のやり取りを思い返してみましょう。
ただし、思い当たることがないのに「きっと私が何かしたんだ」と無理に原因を探す必要はありません。
理由が分からないからこそ、不安な気持ちが自分を責める方向へ向かっていることもあるからです。
SNSを見て「自分だけ避けられている」と決めつけない
疎遠になった友達のSNSを見ると、ほかの友達と楽しそうに過ごしている写真が目に入ることがあります。
そんなとき、「忙しいわけじゃないんだ」「私とだけ会いたくないのかな」と落ち込んでしまうかもしれません。
しかし、SNSから分かるのは相手の生活の一部分だけです。
誰と会っているか、誰の投稿に「いいね」をしているかだけで、自分に対する気持ちまで判断することはできません。
相手の行動を一つひとつ自分と結びつけて考えるほど、実際には分からないことまで悪い方向に想像してしまいます。
「なぜ疎遠になった?」から「私はどうしたい?」へ
原因を考えることも大切ですが、それ以上に考えてみたいのが、これからその友達とどうしたいのかということです。
「できれば昔のように話したい」
「もう一度会いたい」
「ただ、相手が自分をどう思っているのか知りたい」
「今さら連絡して迷惑だと思われないか不安」
こうした気持ちがあるなら、あなたにとってその人との関係は、今もどこか心に残っているのでしょう。
疎遠になった理由を探し続けるだけではなく、「もし相手も同じ気持ちだったら、自分はどうしたい?」と考えてみると、自分の本音が見えやすくなります。
相手の本当の気持ちは、考えるだけでは分からない
「嫌われたのかな」
「相手も私のことを思い出すことがある?」
「また友達に戻りたいと思ってくれている?」
疎遠になった友達について考えていると、最後はどうしても「相手は今、自分のことをどう思っているのか」という疑問にたどり着きます。
けれど、相手の本当の気持ちは、過去のLINEやSNSを何度見返しても確かめることはできません。
直接連絡してみる方法もありますが、「もし迷惑だったら」「無視されたら」と思うと、なかなか一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
そんなときは、一人で答えを出そうとせず、信頼できる人に話したり、第三者に相談したりしながら、自分の気持ちを整理してみるのも一つの方法です。
占いも、相手の気持ちを断定するものとしてではなく、「なぜ今もその友達が気になるのか」「自分はこれからどうしたいのか」を別の視点から考えるきっかけとして利用することができます。
疎遠になっても、大切だった時間までなくなるわけではない
友達と疎遠になると、「もう私たちの関係は終わったのかな」と寂しく感じることがあります。
しかし、今は連絡を取っていなくても、その人と笑ったことや、一緒に過ごした時間までなくなるわけではありません。
そして、人間関係には思いがけないタイミングで再びつながることもあります。
大切なのは、疎遠になった理由を必要以上に自分のせいにしないこと。
それでもその友達のことが何度も気になるなら、「相手はどう思っているのだろう」という気持ちと同時に、「私はこの人ともう一度つながりたいのだろうか」と、自分自身にも問いかけてみてください。
そこから、連絡するのか、もう少し待つのか、これからの関係を考えていけばよいのではないでしょうか。
